東京電力ホールディングスは25日、福島第一原発にたまる処理水について、2024年度の放出計画の素案を明らかにした。
素案によると、2024年度に放出する予定の処理水は約5万4600トンで、1回約7800トンの放出を7回行う計画。
2023年度はタンク40基分、約3万1200トンを大量の海水で薄め、4回に分けて海に放出する計画で、2023年11月に3回目の放出が完了していた。
これまでのところ、周辺海域でのトリチウム濃度などに異常は確認されておらず、2023年度4回目の放出は2月下旬に開始する方針。【FNNオンライン】