柏崎刈羽原発の再稼働の議論の前提となるいわゆる「3つの検証」。県は17日、とりまとめた内容を市町村の担当者に説明しましたが、降雪時の避難など懸念の声があがりました。
福島第一原発の事故を受け、県は独自に事故原因や健康・生活への影響、避難方法について検証し、取りまとめた報告書を公表しました。
県は17日、報告書の内容について市町村の担当者に説明しました。
出席者からは降雪時の避難など懸念の声があがりました。
〈長岡市の担当者〉
「地震で路面が傷んで除雪が難しいという状況の中でどういう対応していったらいいのかと」
〈十日町市の担当者〉
「この状態だとまだまだ十日町市民に対して原発再稼働の議論のスタート地点にも立てない。そういう認識をもっている」
〈県 原子力安全対策課 金子信之課長〉
「それぞれ丁寧に説明しながら一緒に協議しながら進めていきたい、こういう場では『これがわからない』というのが今後出ないようなかたちで我々としても丁寧に対応していきたい」
「3つの検証」を取りまとめた報告書について県は県民を対象に11月29日と12月25日に説明会を開く予定です。【テレビ新潟】