廃炉に向けた作業が進む島根原発1号機について、中国電力は廃炉の完了時期が当初の計画より4年遅れる見通しになったことを、島根県と松江市に報告、了解を求めました。
中国電力は8日、島根原発1号機の廃炉作業の計画変更について、安全協定を結んでいる島根県と松江市に了解を求めました。
中電は、原子炉周辺設備の解体・撤去作業を2024年度中に始めると説明、そのうえで、青森県に建設中の使用済み核燃料の再処理工場の完成が遅れていることから、廃炉の完了が、当初見込んでいた2045年度から、4年遅れる見通しになったことを報告しました。
中国電力は8日、鳥取県にも同様の説明を行いました。
【FNNオンライン】