東京電力・福島第一原発に溜まる処理水の海洋放出を見直すよう求めるデモが経産省前などで行われました。
福島第一原発に溜まり続ける処理水をめぐっては、政府は今年夏頃に海への放出を始める方針で、開始時期の具体的な検討を進めています。
きょう都内で行われた処理水の海洋放出に反対するデモには120人ほどが参加し、経産省や東電本社前で「漁業を守ってほしい」などと訴えました。
政府と東電は2015年に福島県漁連に対し「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」と書面で約束をしていることから、いま海洋放出に向けた準備が進んでいることについて「約束違反だ」という声もあがりました。【TBS】