県の原発事故に関する3つの検証をとりまとめる検証総括委員会の池内了委員長と県の幹部が28日に委員会の運営方法を協議する方向で調整していることが複数の関係者への取材で分かりました。
検証総括委員会の運営方法を巡り池内委員長と県の考えに隔たりがあり、委員会は2年以上開かれていません。
県は、池内委員長の任期が3月末に迫っているため、意向を確認する必要があると判断。合意を得られなければ、池内委員長が役職を外れた形で検証総括委員会の報告書をとりまとめるとみられます。
このため花角知事が柏崎刈羽原発の再稼働の是非について議論の前提としている「3つの検証」のとりまとめは来年度に持ち越される見通しです。
【新潟テレビ】