国の安全審査を合格した島根原発2号機について昨夜安来市で周辺自治体として初めての住民説明会が開かれました。
昨夜、安来市で開かれた中国電力よる住民説明会には約50人が参加。原発から30キロ圏内の周辺自治体としては初めての開催となりました。説明会で中国電力は2号機の安全審査合格までの経緯や新基準に応じて強化した安全対策について説明しました。
これに対し住民からは重大事故が起きた場合の避難計画などについて質問が相次ぎました。
住民:
「安来市は岡山県に避難することになっている。本当にできるのかという心配がある」
「安来市は避難マップもなんにもない。ちょっと無責任がすぎると思います」
住民の質問に対し中国電力は。
中国電力島根原子力本部 長谷川千晃副本部長:
「岡山県内の自治体とのパイプがあるので注意を払ってまいりたい。まずは避難するような事態を起さないよう専念していきたい」
中国電力は今後、周辺自治体5か所で説明会を開く予定です。
【FNNニュース】