伊方原発3号機で進められていた原子炉に核燃料を入れる作業について、四国電力は20日夜遅くに完了したと発表しました。
四国電力は伊方原発に建設を進めている「テロ対策施設」の完成前検査を受けるため、9月18日から3号機の原子炉に核燃料を入れる作業を進めてきました。
四国電力によりますと、20日午後11時ごろに核燃料157体を入れる作業を終えたということです。
今後、原子炉に核燃料が入った状態で原子力規制委員会が検査、合格すれば10月5日に「テロ対策施設」は完成となります。
3号機を巡っては、宿直担当社員が無断外出を繰り返していた問題を受けて、四国電力は愛媛県や伊方町の理解を得られるまで再稼働しないとしています。【テレビ愛媛】