新型コロナウイルスの美浜原発関連の感染者が新たに2人増えて4人になり、関西電力は接触の可能性がある74人を自宅待機にしたほか、県が100人規模のPCR検査を進めている。(11月17日)
県によると、滋賀県の30代男性は16日までに感染が分かっている美浜原発警備員の同僚で、PCR検査の結果陽性が判明した。
また、美浜原発の運営や管理に携わる関西電力の社員で、敦賀市の60代男性も感染が確認されたが、感染経路は分かっていない。
これで美浜原発での感染は4人になり、関西電力は接触の可能性がある従業員74人を自宅待機としたほか、県はこの74人を含めた100人前後を対象にPCR検査を進めている。
一方、日本原電の敦賀市の60代男性社員も感染が確認された。
敦賀市にある立地・地域共生部に勤務していて、先週に東京へ出張していた。
このほか17日は福井市の70代の自営業の女性の感染も確認されていて、県内の感染者の累計は278人になり19人が入院中。
県内には11月19日まで感染拡大注意報が発令されていて、県が対策の再徹底を呼び掛けている。【NNNニュース】