福島第一原発1号機で行った調査で、溜まっている水よりも高い位置では初めて、燃料デブリの可能性があるものが確認された。
3月14日、福島第一原発1号機の格納容器内に飛ばしたドローンが圧力容器の真下の部分で撮影した画像。制御棒を収納する設備の近くに「塊」になっているものや「つらら」のような形をしたものを確認。核燃料が入っていた「圧力容器」の底からぶら下がっているように見えることから、東京電力は「燃料デブリの可能性もある」としている。
1号機で溜まっている水よりも高い位置で、燃料デブリの可能性がある物が確認されるのは今回が初めて。
福島第一原発の1号機から3号機にある燃料デブリは880トンに上ると見られていて、東京電力は取り出しに向けて格納容器内部の状況の把握を進めている。【福島テレビ】