東通原子力発電所での事故を想定した、県の防災訓練が行われました。
青森県むつ市で行われた訓練には、県を始め、むつ市や東通村、それに東北電力などから1100人が参加しました。
訓練は、東方沖を震源とする震度6弱と5弱の地震が立て続けに発生し、運転中の東通原発1号機から放射性物質が外部に漏れた想定です。
このうち、克雪ドームでは、避難してきたバスや乗用車の放射性物質を検査する手順や、物質を取り除く除染の方法を確認するなど、参加者たちは万が一に備えていました。
【宮下知事】
「きょうは、気候条件が厳しい環境の中で行われました」
「現実には、こうした気象条件の中で、災害が起こる可能性もありますし、より厳しい気象条件の中で、私たちが避難のオペレーションすることもあると思いますので、非常に良い訓練になった」
【青森朝日放送】