福島第一原発にある処理水の海洋放出に関わる設備でフィルターの目詰まりが発生し、東京電力は放出を続けながら清掃を行っている。
福島第一原発では、10月5日から2回目となる処理水の海洋放出が行われていて、約2400トンの処理水が薄めて放出された。
東京電力によると、6日金曜日にタンクから処理水を汲み上げるポンプで圧力の低下が確認された。原因はタンクとポンプの間にあるフィルターの目詰まりで、東京電力は海洋放出を続けながらフィルターの清掃を行っている。
東京電力は、海洋放出の安全性や放出期間への影響は無いとしているが、今後も発生してポンプの故障などに繋がる恐れもあることから監視を続けている。【福島テレビ】