脱原発を訴える「原発のない社会へ 2022びわこ集会」が3月5日、大津市内で開かれる。福島県いわき市出身で、東日本大震災と福島第一原発事故を活動のテーマの一つにしている講談師、神田香織さんのトークなどがある。
複数の市民団体でつくる実行委員会の主催。毎年、東日本大震災が発生した3月11日前後の時期に実施しており、今年で10回目。
午前中は本丸町の市生涯学習センターが会場。原発の避難計画に関する資料展示と動画上映(約30分)がある。畑明郎・元大阪市立大教授による「イタイイタイ病とフクシマ」、ふくた診療所長の福田章典さんによる「安定ヨウ素剤の使用法」などの各講演も予定されている。
午後から近くの膳所城跡公園に会場を移し、1時から神田さんのトークがある。神田さんは2011年の東日本大震災後、NPOをつくって福島を支援している。続いて来賓あいさつと基調報告などがあり、3時10分から市内をデモ行進する。雨天決行。
参加協力券(500円)が必要。問い合わせは事務局の稲村さん(080・5713・8629)か野口さん(090・9874・3266)へ。【朝日新聞】