新地町の高校では、福島第一原発の廃炉に向けた課題となっている敷地内で保管される処理水などについて、理解を深めるための出前授業が行われた。
授業を受けたのは新地高校の3年生で、講師を務めた経済産業省の担当者が、トリチウムの性質や環境への影響などを説明した。
生徒は、真剣な表情で授業に臨み、それぞれ考えを深めていた。
生徒からは「トリチウムを除去することの大変さや「各省庁の風評対策などを知ることができた」といった声が聞かれた。
国はこうした出前授業などを通して、福島第一原発の現状や課題について情報発信を続ける方針。【福島中央テレビ】