鹿児島県の川内原発の運転延長に反対する市民グループが、九州電力に対し、原発の運転延長に必要な手続きである「特別点検」を実施しないよう申し入れました。
申し入れを行ったのは、脱原発鹿児島フォーラムです。
一行は9日、九州電力鹿児島支店を訪れ、池辺和弘社長あての申し入れ書を支店の代表者に手渡しました。
川内原発は、1号機が2024年7月に2号機が2025年11月に40年の運転期限を迎えますが、九州電力が運転の延長を申請して合格すれば、20年の運転延長が可能になります。
申し入れ書では、川内原発の運転延長に反対するとともに申請に必要な手続きである特別点検を実施しないことや、川内原発の廃炉を求めています。
県護憲平和フォーラムの磨島昭広事務局長は「3.11から10年たっても福島の状況は変わらない。鹿児島でも起こりうること県民が危険にさらされることはあってはならない」と話していました。
【鹿児島テレビ】