運転開始から40年を超える原発の再稼働について、福井県議会での議論が本格的にスタートした。(2月16日) 16日に開会した福井県の2月定例県議会で、杉本達治知事は県議会に対し、運転開始から40年を超える美浜原発3号機と高浜原発1・2号機の再稼働の議論に入るよう要請した。 議論開始の前提条件だった使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、関西電力が県外候補地を2023年末までに示すことを明言したほか、国も最善を尽くすと後押ししたことを評価したもの。 今後は県議会での議論や県が独自に安全性を審議する専門委員会の判断を踏まえ、杉本知事が最終的に判断する。【福井放送】