新潟県内外の反原発団体による「なくそテ原発2020柏崎大集会」が6日、開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県内外の15カ所に分散し、街頭で東京電力柏崎刈羽原発の再稼働反対や原発ゼロを訴えた。
21団体でつくる実行委員会の主催。本県のほか長野、群馬の両県で約570人が交差点付近で「なくそテ原発!」などと書いた紙を掲げた。柏崎市の宝町交差点近くでは、約30人がドライバーや歩行者に再稼働反対をアピールした。
参加した同市の女性(71)は「原発が次の世代に残ってしまうことが心配。今回の活動を見た人が原発について考えるようになってほしい」と話した。
6日の活動の様子は実行委員会のSNSや動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。集会は例年、同市で千人ほどが参加して開かれていた。【新潟日報】