大阪市の松井一郎市長が、関西電力の社外取締役に『橋下徹氏』を推薦したことについて、関西電力側が受け入れない方針を固めたことがわかりました。
関西電力の筆頭株主である大阪市の松井市長は、幹部らの金品受領問題などを受けて、市が推薦する人物を社外取締役に選ぶよう関西電力側に求めていて、4月17日に松井市長は『橋下徹元大阪市長』を推薦したことを明らかにしました。
しかし関係者によりますと、関西電力は4月20日、社外取締役を含めた諮問委員会の中で、橋下氏を社外取締役候補として受け入れない方針を固めたということです。政党色が強く特定の株主からの求めに応じるのは難しいと判断したとみられています。
一方、松井市長は関西電力が橋下氏の推薦を受け入れない場合、株主代表訴訟に踏み切る可能性を示しています。【MBS】