原発の安全対策工事のため、トンネルの掘削作業をしていた関西電力高浜原発1・2号機で、3月13日午後4時10分ごろ、トンネル内で協力会社の作業員1人が、資材や機材を運搬するためのトラックにひかれました。作業員は病院に運ばれましたが、13日午後7時すぎに死亡しました。
関西電力によりますと、事故当時、トラックはトンネル入口から奥側に向かってバックしていて、トラックにひかれた作業員は発破作業の準備を監視していたということです。
関西電力は「こうした事態を発生させ深くお詫び申し上げます」などとコメントを発表し、事故の原因について調査するとしています。【MBS】