福島県は24日、今後の原発事故に備え作成した避難ルートマップをインターネット上で公開した。居住地を入力すると避難先と道順が自動的に表示され、空間放射線量や渋滞情報もリアルタイムで確認できる。
マップは県のウェブサイト「原子力災害に備える情報サイト」で公開した。渋滞を避けるための迂回(うかい)路の情報や、ルート沿いのコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、道の駅など施設の位置も分かる。
パソコンとスマートフォンのどちらでも閲覧可能。スマホでは、衛星利用測位システム(GPS)で現在地も表示される。県原子力安全対策課は「日頃からマップを活用し、避難ルートを確認してほしい」と説明した。
【河北新報】