福島第一原発1、2、3号機ではメルトダウンした核燃料を水で冷却し続けています。核燃料に触れて大量の放射能を含む冷却水が建屋地下に流れだし、地下水と混じって汚染水となっています。汚染水は毎日400トンずつ増え続け、タンクの貯蔵量は35万トンを超え、一部は漏れ出したり、地下水を通じて海に流れ出しています。この汚染水は多核種除去装置によって浄化する計画ですが、放射性トリチウムは除去できません。地下水が冷却水に混じらないように、原子炉を凍土壁で取り囲むことも検討されています。解決の決め手は見つかっておらず、事態はますます重大化することが懸念されています。
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小岩昌宏 (金曜日, 20 12月 2013 12:28)
大量の放射能を含む冷却水→
大量の放射性物質を含む冷却水